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William Stout Architectural Books [American Life]

本日はお気に入りのブックショップのはなし。私は本が好きであります。もちろん読みます。読みますが、単に所有したいという欲求もあるわけです。特に建築関係の本はカバーも中身もデザインが面白いものが多く、ついつい内容に関係なくグラフィックが好きで買ってしまうというものがありますね。なので買ったのにまだ読んでいないなんていう本もけっこう家にあります。ちなみに最近購入した中で一押しなのは

Media House Project: The House Is The Computer The Structure The Network

Media House Project: The House Is The Computer The Structure The Network

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Actar
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: ペーパーバック


MIT と Universitat Politeccnica de Catalunya の2校がコラボレーションしたプロジェクトについて書かれた本です。"The House Is The Comouter, The Structure Is The Nework" というサブタイトルからもわかるように家そのものがコンピュータとして機能しているという、違う表現をすれば住宅がネットワークの一部と化してしまうすんごいプロジェクトですね。まだ読み途中ですが、かなり面白いです。
さてブックストアですがここはかつて、Steven Holl も働いていたこともあったということで建築専門書店としてはけっこう有名なのでは、と密かに思ってますが。名はタイトル通りWilliam Stout Architectural Books

何より助かるのは日本の雑誌がおいてあること。A+U や GA ありがたいです。おそらく建築に関する本はほとんどあるのではないでしょうか。素敵です!今日も寄ってこようかな。

かすかにNIKKEN SEKKEI の文字もみえますねー。ちょっと嬉しい瞬間ですよね。こういうの。


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Deploy Architecture 2 [school]

オリンピック、日本人選手の苦戦が続いているようですね。(追記:書き終わってから確認しましたが荒川選手が金をとりましたね!おめでとう!)長野五輪とかアテネなど最近は躍進著しかったんですけど今回は違いますね。ちょうど世代交代の時期なのでしょうか。世界で勝負といえば先日ビデオで「ガイアの夜明け」をみましたが、青森の食品が世界で勝負というとても画期的なテーマでした。何が画期的かというとですね、新しいビジネスモデルをつくってる、という点です。まあ僕が知らなかっただけなんでしょうけれども。あれをみているともはや農業というイメージはないですね。あれはもう食品を使ったビジネスだし、ある意味デザインですよね。売れることを、勝負することを前提としてものづくりをする。これはプロダクトデザインですよね。りんごという商品がら少々地味であまり知りませんでしたが、日本の農作物がヨーロッパ市場で勝負するというのはこれがはじめてのケースということでこれはもっと賞賛されるべきことなのではと思ってしまいました。こういう話題は海外で頑張っている日本人達にはとてもいい刺激になりますね。
さて、本題に入りますが、2月8日に書いた Deploy Architecture でのプレゼンを本日やってきました。

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Safari vs Camino [computer]

建築の勉強を始めてからというものデジタルツールとはきってもきれないような関係となってしまい、今やどっぷり浸かっております。そこでわかったのが私けっこう新しいもの好きだということ。なにしろ新しいソフトウェアでしかも無料となるともうダウンロードせずにはいられません。今日も mozilla の camino

を早速ダウンロードしてしまいました。それをちょこちょこといじってるだけでなんだか楽しいのです。ブックマークをインポートしたり、ネットサーフィンしたりとやっていました。Yahoo でもニュースになっていたので知っている人も多いと思うのですがこのcamino はマック専用の browser です。ということで私は apple の safari とひたすら比較してしまいました。もちろん僕の浅い知識では深いところまではなしがいくわけもなくごくごく一般的な比較なのですが。まずインターフェイスですがまったくの互角。さすがにマック専用としてつくったというだけあって、google の検索機能も同じ位置に置いてあるなどほぼ違いはないといっていいのでは。あえていえば safari の方がややクールといった感じでしょうか。字のフォントも好みの問題ですがやや camino の方がすっきりしている感じで私は好きです。ただブックマークバーの表示のデザインは safari の方が好みですね。あのちょっと立体感のあるへこんでいる感じが好きですね。画像でいうとこれは camino に軍配があがるでしょうか。微妙ですが少しクリアな気がします。今は camino で作業中です。あとこのマックにはIE もありますが使ってないです。もう更新もされないらしいですし。そんなこといってますが以前は Safari の存在すら知らなかったくせに、と我ながら思ってしまいますよ。クラスメートになんでIE 使ってんの?みたいなことをいわれ初めて safari がbrowser であることを知りました。約2年前のことでした。いやあ私の歴史の浅さがわかりますね。


これを読んでいる方はどちらが好みなのでしょうか?


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spain2 [trip]

前回に続きスペイン旅行回想編です。バルセロナというかおそらくスペイン全土にあるのでしょうが OpenCor という日本でいうとコンビニにあたるようなものがありました。お世話になりました。水とかパンとかジュースとか毎日買ってましたね。どうやらスペイン人はパンが好きらしくこの店だけでなく街のあらゆるところにパン屋はありました。チョコレートクロワッサンとかおいしかったなあ。サンフランシスコにはそういう街のパン屋みたいなのがないんですよ。 さて、今回は次なる建築を紹介してみようと思います。宿泊したホテルから歩いて10分のところにあった、Mies van der Rohe の Barcelona Pavillion! ついに来てしまいました。エスパーニャ広場を抜け階段を登り上がりきったところで右を向くと遠目からみてもそれとわかる垂直/水平の建物が目に飛び込んできます。

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spain1 [trip]

今日は昨年旅行してきたスペインのことを回想してみようと思います。初のスペインということでしかもやはり建築をみたい、ということになると自然と足はバルセロナへ向かってしまいます。もちろんガウディですが、それ以外でも磯崎新氏であったり、FOA, Mies van der Rohe、herzog and de meuron とちょっとあげるだけでもこの顔ぶれ。建築好きの方であれば楽しめる事まちがいなしの都市です。かくいう僕も歩き回りましたね。妻のリクエストもいろいろとあったのですが、なにしろ建築を見て回りたい、という気持ちが強く(またとない機会ですからね)少々あきれられつつも建物をみるために毎日歩きっ放しでした。ひとつひとつ順をおって紹介していきたいと思いますが、まず今回は着いた初日に行った、Enric Miralles の "Mercat de Santa Caterina"です。

写真ではほんの一部しかとれませんでしたが、雰囲気は伝わるでしょうか?

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LOT-EK [school]

アメリカの建築学校ではほぼ週一のペースで著名な建築家をよんでのレクチャーが開かれます。いまいちマイナーなうちの学校では少なくとも私が入学してからは「おっ!」という人はなかなか来ませんでした。私のいう「おっ!」というのは例えば、ロンドンのAA(Architectural Association) などのレクチャーによく来ているような、Rem Koolhaas氏 であるとか伊東豊雄氏であるとかまあミーハーといえばそうですがそういった人達ですね。うちの学校はなあ、などと思っていたのですがこのセメスターはうちの学校も攻めています。 今日はその第一弾としてLOT-EKがやってきました。私の在学している1年半の中で一番今日が混雑していたレクチャーではないでしょうか。 人数でいえば昨年UC Berkeley での安藤忠雄氏のときほどではなかったですがそれでも熱気は同じくらいあったと思います。 彼らはなんといっても、坂茂氏の紙管と同じようにあるマテリアルを繰り返し使う事で有名です。彼らの場合はコンテナです。彼らのウェブlot-ek.com で作品をみてもらえばわかると思うのですがとにかくよくコンテナを使います。今日のレクチャーでも大半の作品でコンテナの姿をみることができました。ユニット名からも想像できるように、彼らは既存のマテリアルを再利用しさらにそこに新しいテクノロジーを付け加えていくというところに Identity を見いだしているように思えます。それは例えば安藤忠雄氏のコンクリートであったり、古くはミースの鉄とガラスであったり建築家のなかにはある特定のマテリアルを頻繁に使う事で自身の建築家としての印象を強めているタイプもあると思います。

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more is different [school]

学校の授業の中でもメインに位置するDesign Studio。私はこの春が全6セメスターのうちの4セメスタ−めにあたります。そしてこのセメスターからはStudioもAdvanced Studioになるということであたえられる課題もハードなものとなってきました。メインのテーマは emerging network cultureというものでして、インターネットに代表されるように現代のネットワークとは今までのそれとは違い、リニア的な発展はもはやしていかず、相互は複雑にからみあいとてもオーガニックな発展の仕方をしていくというもの。ただそれは単にランダムなものとは違い一見しただけでは今後がどのような方向に向かっていくのかはわからないある一定の法則ある発展の仕方なのです。面白い例として、Cellular Automaton というものがあります。私も先日初めてきいたことばではっきりとつかんでいるわけではないのですが、どういうものかというと、まず白黒に色をつけた正方形を4つT字形に組み合わせます。(上の段に横に3つ、下の段に1つ)このT字を8パターンつくります。その8つの図形をある一定の法則でならべていくとある部分でどうしても不具合がおきる。つまり一定の法則があるにもかかわらず、そこにできあがってくる模様にはパターンがあるとはとても思えないものになってしまう。"Less is more." ではなく "More is different" なのです。 うーん完全に説明下手ですね。図にするとつまりこういうことです。

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サッカー、野球、オリンピック [sport]

いやいや、後半始まりましたね。0−2で負けてますけれどもなんだかんだいって中田英寿がいないと厳しいのでしょうか。しかしアメリカはやはり、スポーツ大国ですね。最近はサッカー人気も高まってるようでどんどんと強くなるのではないでしょうかね。近くの広場でも少年、少女達がサッカーしている姿をよくみかけますよ。 今日の試合はすぐ近くでやってるんですけど結局観戦にはいきませんでした。学校の日本人の友達も何人か観に行ってるようですけどね。普段野球のないこの時期は8時、9時なんてシーンとしている球場周辺ですが、今日は別。渋滞も起きてました。私はですね、サッカーも興味ありますが、野球の方に是非とも行きたいと思ってます。

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UC Berkeley Extension ELP 2 [English as a Second Language]


今回も前回に続きELP(English Language Program, 英会話学校です)のことを思い出しつつ書いてみようと思います。そもそも当時私はこの学校を選んだ理由のひとつとして前回も書いたUC BerkeleyのExtensionで勉強しその卒業資格をとりたいというプランがあったからなのです。今でこそ建築を勉強してますが、実はアメリカに来る前にはランドスケープアーキテクチャに興味をもっていました。

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UC Berkeley Extension ELP [English as a Second Language]

この人物はExtension Deanの James Sherwood氏です。
このELPというのは私がアメリカで初めて通った英会話学校です。今思えば4種類の授業がありそのうち1コマは自分で選択できるというちょっとした大学気分の味わえる希有な英会話学校でした。で、このブログに私のアメリカ生活の出発点でもあるこの学校のことを書こうと思い、久しぶりに検索してみると、なんとENDとなっていました。その理由として、

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